耳嚢について
「耳嚢」は幕臣根岸肥前守鎮衛の筆になる、奇異談,怪談、巷説などを集めた雑話集です。
「耳袋」と記される場合もあります。
根岸鎮衛が佐渡奉行であった天明4年から筆を起こし、死の前年の文化11年迄の約30年に
わたって書かれた全10巻の本です。
根岸鎮衛 (ねぎしやすもり・1737~1815)
・ 佐渡奉行・道中奉行・勘定奉行・南町奉行を歴任
・ 従五位下肥前守に叙任
・ 最終石高1000石
解読の底本とした「耳嚢」は
伊勢国桑名藩の駒井乗邨著「鶯宿雑記」に筆記収録された文書を用いました。
「鶯宿雑記」の74巻に「耳嚢上」、75巻に「耳嚢下」として筆写されていますが、
「耳嚢上」は「耳嚢第1巻」、「耳嚢下」は「耳嚢第2巻」に当たります。
第3巻以降は残念ですがありません。
「鶯宿雑記」は、国立国会図書館デシタルコレクションで閲覧出来ます。
「鶯宿雑記74巻 耳嚢上」 「鶯宿雑記75巻 耳嚢下」
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